今や世界一の長寿国となった日本は、それと同時に他に類を見ない、超高齢社会に突入しています。
長生きはとても良い事ですが、老化により、介護・医療など(の社会資源)に大きく頼りながらの生活では、生きる楽しさも減り、お金(社会保障費)も続かないケースも出てきます。
最近「フレイル」という言葉を耳にしませんか?厚生労働省が定めるフレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」「要介護状態になる一歩手前の状態」です。
健康寿命を延ばすためにもフレイルにならないための予防と対策がとても重要です。
★身体的フレイルについて
❶体重減少…病気やダイエットの影響でもなく体重が減る。
❷疲れやすい…何をするにも面倒。
❸歩行速度の低下…歩くスピードが遅くなる。
❹筋力の低下…今まで出来た事ができなくなる。力が入らない。
❺身体活動量の低下…軽い運動や外出などが無い。
これらに3つ以上当てはまれば、フレイルである可能性が高くなります。
★身体的フレイル以外
❻精神・心理的フレイル…軽度認知機能障害(MCI)認知症、高齢者鬱
❼社会的フレイル…閉じこもり、家族がいなく独居、友達、知り合いなどとかかわりがない。
など、フレイルに陥る要素は多くあります。
★フレイル予防・対策
❶たんぱく質の摂取…筋肉の元となる肉・魚・大豆など意識して食べましょう。
❷筋力トレーニング…家の中でできるストレッチ、軽い運動、散歩など毎日行いましょう。
❸しっかりよく噛む…口腔衛生もフレイルと密接な関係があります。口の中の清潔を保ち、しっかりよく噛んで飲み込む習慣をつけましょう。
❹生活習慣をしっかりと…毎日ダラダラ生活せず、何か目的をもって生活しましょう。毎日3食、お風呂なども大切です。
❺社会性を失わない…人との関わりの低下が、認知症に繋がる研究結果も出ています。ボランティア活動、高齢者サークルなど積極的に参加し、知り合いを沢山作りましょう。
「もう歳だから」とあきらめず、元気にはつらつと生活できるように今から予防と対策をしっかりとりましょう。
ハーブランド薬局東松戸店 担当薬剤師 大舘 夕