11月9日、パレット柏で開催される『みんなでわくわく こころと身体の健康フェス』は、介護予防を目指す目的で、さまざまな運動や講座を体験できるイベント。
主催するNPO法人柏介護予防講師ネットワーク(こうしねっと)の代表を務める本井傳(ほんいでん)悟さん(51)は、20年近く高齢者を対象にしたパーソナルトレーナーとして活動してきた。
2020年、任意団体で講師同士の勉強会や意見交換を行っていた頃、コロナ禍に。高齢者が外出を控え、他人との交流もできない日々で『コロナにかからなくても他の病気になってしまう』と危機感を覚え、同法人を立ち上げた。
現在は講師の支援、育成を通じて介護予防の普及につとめている。
「最近は、『子どもロコモ』という言葉があるぐらい、運動能力が低下している状態の子どもも増えていると言われています。介護予防は子どものうちから、と考えています」と話す本井傳さん。
「歳を重ねてから、いざ運動しようと思ってもなかなか難しい部分もあると思うので、ぜひ思い立った時に初めてもらえたら。イベントではストレッチやエアロビクス、誰でも踊れるヒップホップなどの運動以外にも、座学やワークショップもご用意しています。リースやお正月飾りづくりもあるので、自分に合った楽しみを見つけに来て下さい」
(取材=松原美穂子)
『みんなでわくわく こころと身体の健康フェス』 11月9日(土)10時~16時、パレット柏(柏市柏1丁目7番1―301号Dayoneタワー3階)
主催:NPO法人柏介護予防講師ネットワーク
問☎090・6366・3905(代表) ※ワークショップは一部予約制。