5月10日からの6月10日まで一般の方に公開される野田市にあるオープンガーデン『バラの小径』。
20数年をかけて竹塚京子さんがほぼ一人で作り上げてきたイングリッシュガーデン。
農薬を使わない方法で植物を育てているので、毎年のバラゾウムシの駆除、急激に増えだしたアシナガコガネのバラの花への食害には非常に苦慮しているそう。
それでも約300坪の広い敷地を日々手をかけ、石畳の一つずつから、バラを這わせた木製の棚、庭の物置小屋など、設計・組み立てまで自ら行い作り上げてきた。
お庭には多種多様な種類のバラをメインに、可憐に咲く1年草・宿根草・樹木などが自然豊かな穏かな表情を見せてくれる。
これから公開されるオープンガーデンは「バラの美しい盛りの時に見てほしい」と竹塚さんの思いが込められている。
外で冬越し出来ない植物は、一旦植木鉢に移して屋内に入れ、春にまた植えなおすなど地道な作業を繰り返すそう。また、毎年増えている手作りしたベンチなどのアイテムもお庭のアクセントに。
植物の成長は日々変わる。バラの咲く予定の5月10日からのオープンガーデンに足を運んでみてはいかがだろう。
◆バラの小径 野田市大殿井279‐3
開園日時:5月10日〜6月10日10時~17時 入園料:200円
※庭先に数台駐車可能ですが、入口前の道が細いので、ご通行にはくれぐれもご注意ください。