歴博 第9回

歴博

「身体とスポーツからとらえなおす東アジアの近代史」

歴博では、2021年1月26日(火)から3月14日(日)まで特集展示(国際展示)「東アジアを駆け抜けた身体(からだ)―スポーツの近代―」を開催します。

 近代の幕開けとともに流入したスポーツという考え方は、当時の日本と東アジアにどのように展開したのでしょうか。それを考えてみることは、特定の部門の歴史のようでありながら、そのまま東アジアの近代史全体に触れて考えることにつながります。

 台湾の国立台湾歴史博物館に、戦前のロサンゼルスオリンピック(1932年)、ベルリンオリンピック(1936年)に「日本選手」として出場した台湾人アスリートである張星賢(ちょうせいけん)の数々のメダルや、早稲田大学留学時代の日記、こづかい帳、ほかの選手たちとの交流の記録などが保存管理されています。

今回はそれらを中心に展示しますが、コロナ禍という誰の目にも想定外のできごとのもとで、海外から展示資料をどうやってお借りするのか、台湾と日本の関係者全員で知恵を絞りました。当初2020年夏に実施する予定だったものですが延期され、今回実施にこぎつけたものです。

 この機会に、からだとスポーツ・近代オリンピックを、あらためて見直してみませんか。

張星賢スタート写真 1930年代前半 国立台湾歴史博物館蔵

▼特集展示(国際展示)「東アジアを駆け抜けた身体(からだ)-スポーツの近代-」

▼会期:現在開催中~2021年3月14日(日)。

▼会場:国立歴史民俗博物館(佐倉市城内町117)。

▼時間:9時30分~16時30分(3月からは17時閉館、入館は閉館30分前まで)。

▼料金:一般600円

▽問☎050・5541・8600(ハローダイヤル)。

※写真cap