オーエンス八千代市民ギャラリー 企画展

ちば湾岸エリア

9月14日~26日

オーエンス八千代市民ギャラリーで9月14日(木)から26日(火)まで2つの企画展が開催される。「藤井智弘写真展EUROPE」と「東西の天球図展」だ。それぞれについて、船橋市在住の写真家、藤井智弘さん(55)と副館長の及川聖彦さんにお話を聞いた。

「東西の天球図展」

 「東西の天球図展」では天球図、星図、天球義などが20点展示される。企画を手がける副館長の及川聖彦さんは「天球図を見て、民族による星空の見方と宇宙観の違いを感じてもらいたい。それぞれの展示には簡単な説明も添えられています」と語る。

今回の展示は東洋の部が7点、西洋の部が13点。これらは千葉市立郷土博物館関係者の協力による。「どの展示も芸術作品に近いものがあり、とても美しい。とりわけ、ガリレオ著『天文対話』(初版1632年)はおすすめです」と及川副館長。

星空を見て、ギリシャ神話に想いを馳せたり、古代中国について考えたりと楽しみが広がる展示だ。

※写真「淳祐天文図」部分

「藤井智弘写真展EUROPE」

 写真家の藤井智弘さんが初めてパリを訪れたのは30代前半、2001年のこと。「空港から北駅に着くと小雨が降っていて、思い描いていたパリの街がそのまま現れたのは鮮明に覚えている。長い歴史を持つヨーロッパの街と自分の感覚がマッチしたのを感じた」と当時を振り返る。

Tomohiro Fujii

「風景の中に人物が居るが、写真を撮った後、次の瞬間にはもうそこにはいない。街の空気が動くのを感じる」と夢中でシャッターを押したという。今回は2001年から2017年までのヨーロッパの街の写真32点が展示される。

■藤井智弘プロフィール

写真家の藤井智弘さん

1968年東京生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1996年に写真展を開催後、フリー写真家になる。カメラ専門誌での撮影や執筆をはじめ、企業PR用撮影やカメラセミナー講師などで活躍。作品のテーマは国内外の街を撮影している。公益社団法人日本写真協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。NHK文化センター講師。個展、グループ展等多数。

■写真作品

「PEOPLE(1996年)」

「ROMA2004」

「トルコ~イスタンブールと地中海沿岸の街~(2008年)」

「My Favorite Moments(2021年)」

▽休館日は9月19日(火)、25日(月)。

▽「オーエンス八千代市民ギャラリー」八千代市村上2510。第1展示室「藤井智弘写真展」、第4展示室「東西の天球図」。9時~17時。東葉高速線「村上駅」から徒歩約10分。入場無料。

▽問☎047・406・4116