習志野市のふるさと納税返礼品で美味しいと評判のトマトジュースの原料トマトを生産する「ＭＩＭＯＭＩ ＦＡＲＭ」の温室を訪ねた。「トマトの旬は夏と認識されている方が多いが、ビニールハウス栽培では朝晩の寒暖差のある今の季節が最も美味しい」と代表の櫻井孝則さん（38）。２０１７年よりミニトマト栽培に特化した農業に取り組んでいる。
習志野市の「実籾」（みもみ）にある１６００㎡のビニールハウでは約３０００本のトマト苗を栽培。こだわりは土壌栽培。土中の様々な微生物によって、トマトに甘さとコクが出るという。ビニールハウス内での水や温度を徹底管理。品種は酸味と甘みのバランスが良く、皮が薄目で食べやすい「花鳥風月」。受粉には自然の力を利用して「ハチ」を使用。収穫した完熟トマトはその日のうちに出荷する。地産地消だからこそ新鮮で美味しいトマトを消費者に届けられる。
ふるさと納税返礼品の「１００％ ＮＡＲＡＳＨＩＮＯ ＴＯＭＡＴＯ」（180ml）は完熟のピークを迎えて割れてしまった「超完熟なトマト」を使用したトマトジュースだ。店頭で販売される一般的な完熟トマト以上の、濃い味が自慢。大玉、中玉、ミニトマト５〜６種類のトマトを使用。塩や保存料などの添加物は一切加えていないから、まるでフレッシュなトマトを丸ごと食べているような贅沢な味わいだ。多品種のトマトが混ざり合うことで、甘さ、酸味が引き立てられる。地元の名産品として手土産などにおすすめだ。
購入はＪＡ千葉みらい農産物直売所「しょいか～ご習志野店」（習志野市実籾本郷34-１）他。
☏０４７・４７２・１８３１。（９時30分～18時）。水曜と年末年始定休。
▷問：https://mimomi-farm.com/
