発行エリア | 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町 |
発行日 | 毎月第1水曜日発行 |
更新日 2019年12月4日 |
トップニュース 2019年12月号 |
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船橋市民ギャラリー
船橋で生まれた芸術表現にはどのようなものがあるのだろうかー この展覧会では、船橋市所蔵作品と、ゆかりの芸術家やその遺族の手元にある作品を中心に、船橋という土地へのまなざしを描いた作品を紹介する。 船橋市で暮らした芸術家が創り出した作品を見ると、芸術家個人を超えて、この街の歴史や暮らしが垣間みえるテーマが浮かび上がって来る。「海を描く」「郊外の暮らし」などをキーワードに、船橋市で生み出された表現を、近代から現代にかけて活躍した芸術家10人の仕事から見ていく。 三番瀬の干潟に着想を得て抽象的なイメージを描いた荒井恵子、船橋市の中学校連携授業を通して制作した井上ゆかり、郊外の街並みを時間の侵蝕という観点から定点観測した瓜生剛の新作などを展示する。 ▽会期:12月10日(火)〜12月15日(日)。開館時間10時〜18時30分。 ▽会場:「船橋市民ギャラリー」。問 電話047・420・2111。 ■関連イベント
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晴栄窯〜八街市〜 |
わたしたちのクリスマスコンサート2019〜八千代市〜 |
陶芸と七宝 八街市 |
自然環境に恵まれた八街市榎戸の住宅街にある陶芸と七宝焼の「晴栄窯」。代表の一井晴機さん(71)と妻、栄さん(65)の工房だ。工房内のギャラリーには、土の質感が感じられる力強い作品や京焼、清水焼のような繊細なものなど、多様で意欲的な陶芸作品が並ぶ。美しい七宝焼は栄さん作。 二人は元々、京都府福知山市の出身。陶芸教室の土地を探して、この地にやってきた。晴機さんは公務員を定年退職後どう生きるかと考えた時に、学生時代に打ち込んでいた陶芸を改めて学びたいと京都伝統工芸大学校陶芸専攻で修業。その後、京都の瑞光窯で磁器を学び、2010年6月にこの地に工房と教室を開いた。子どもたちが関東にいることも理由の一つだったそう。 最初は陶芸教室で生計を立てることはできないと大反対だった妻の栄さん。しかし、晴機さんの熱意に打たれ、「夫には生き生きと生活してほしい」と、背中を押した。 さらに栄さんも一念発起、元々習っていた七宝焼に加え、晴機さんの陶芸作品に絵付けをしたいと、京都の瑞光窯で技術を学んだ。近年は、夫婦で陶芸財団展や千葉県展に入選を重ねている。 夫が作陶して、妻が絵付けをするという夫婦二人三脚が愛情豊かで素敵な作品を生み出している。一つの方法に固執せず様々な表現方法にチャレ ンジしている晴機さんは「本当に陶芸は奥が深いんです」と目を輝かせる。探究心旺盛で、まさに人生を謳歌している。 陶芸体験は作品2個の土代、焼成代込み1回3500円。絵付けと七宝焼体験は各々2500円。丁寧な指導で世界に一つだけの自分の作品が出来る。要予約。詳しくはHPで確認を。 ●『陶芸と七宝焼展』 〇「晴栄窯」八街市榎戸407-109。 電話043・309・6271。
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ぼくらはみんな生きている 八千代市 |
文化・芸術・わたしたちのまちづくり
だれでもが気軽に楽しめるクラシックコンサートを目的としたクリスマスコンサートが22日(日)14時から八千代市の勝田台文化センターで開かれる。主催は「文化・芸術・わたしたちのまちづくり」。代表は二期会会員でソプラノ歌手、飯塚千尋さん。 テーマは生誕100年のやなせたかしの「ぼくらはみんな生きている」。他にも「落葉松」でおなじみの詩人、野上彰生誕110年、ゲーテ生誕270年記念年も取り上げる。「ある貴紳のための幻想曲」を作曲したJ・ロドリーゴは没後20年。 「アヴェマリア」や「諸人こぞりて」「ひいらぎ飾ろう」などのクリスマスソングも披露される。 出演はソプラノの飯塚さんほか、又吉康之さんはスペインマドリッド王立音楽院卒業、国家演奏家ライセンスを持つクラシックギター奏者。ピアノ岩撫智子さん、メゾソプラノ平木郁子さん、テノール島津勲さん。 今年は同会スタートから18年目。無料招待の障がい者席もある。多くの若い人に聞いてもらおうと、学生チケットは前売り500円。 ■チケット=自由席前売り 学生500円、一般2000円 (当日各500円増。未就学児入場不可)。指定席2500円。障がい者招待席は事前申込を。付き添い(1名)無料。 〇チケット 電話 FAX047・405・1558(コンサート事務局)。 HPからの予約→「文化芸術わたしたちのまちづくり」で検索。 メール予約 art−culture@ac.auone−net.jp |