発行エリア | 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町 |
発行日 | 毎月第1水曜日発行 |
更新日 2019年11月6日 |
トップニュース 2019年11月号 |
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大塚 勉写真展 浦安市郷土博物館 2階 企画展示室 入場無料
浦安の漁師の息子として育った写真家、大塚勉さん(68)の写真展が浦安市郷土博物館で始まった。東京写真大学(現東京工芸大学)在学中に撮影した、完成したばかりの浦安の埋立地の写真と動画作品を展示。 「漁業権放棄・埋め立て」から50年以上が経過し、「令和」を迎え、漁師町時代から新しい町へ移り変わる過渡期の浦安をあらわした写真展だ。 大塚さんはプロ写真家になってからは、造形写真を中心に作品を発表してきたが、3.11以降は浦安や葛西、福島など、海辺の風景写真を撮影し発表している。 関連イベント ●「浦安 映像から写真へ(1969-1972年制作 映像作品上映)」 ●問 電話047・305・4300。 成田山公園紅葉まつり 9日(土)〜24日(日)10時〜15時
同園にはモミジ、クヌギ、ナラ、イチョウといった約250本の樹木が、例年11月半ばから12月上旬に赤や黄色に色づき、池の水面に映る様子は雅やかで、来園者を楽しませている。 土日祝日にはイベントを開催。竜智の池に浮かぶ浮御堂では箏、尺八や二胡などの演奏会が11時と13時30分の1日2回。成田山書道美術館隣りの茶室「赤松庵」では茶席が設けられ、10時から15時の間、お菓子と抹茶の接待を行う。参加費無料、席数限定、定員になり次第終了。 ●問 電話0476・22・2102(成田市観光協会)。
ふれあい毎日は、月1回、主に毎日新聞朝刊に折り込まれます。新聞購読お申し込みは、市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の毎日新聞取扱い販売所にお問い合わせ下さい。
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松山庭園美術館〜匝瑳市〜 |
老舗の写真館で〜佐倉市〜 |
DV&児童虐待防止キャンペーン〜市川市〜 |
「統合失調症がやってきた」〜八千代市〜 |
コノキ・ミクオの個性豊かな作品 匝瑳市 |
芸術家コノキ・ミクオ(此木三紅大・82歳)氏のアトリエ兼美術館が匝瑳市にあることをご存じだろうか。コノキ氏は1983年頃から、この地で自由闊達な創作活動に勤しんできたが、アトリエと住居の一部を開放して、1998年に松山庭園美術館として開館した。田んぼを見下ろす丘の上の気持ちのいい美術館だ。 3500坪の広大な敷地内では今、庭園の約300本のヤマモミジが色づき、錦秋の候を感じることが出来る。本館、別館からなる同美術館はコノキ氏の絵画、ガラス絵、庭には鉄の廃材などを利用した独特のガンダ彫刻や石の彫刻が点在し、見事な庭の造形に溶け込んでいる。生命の力強さ、一方で生命を慈しむような繊細な作品群に魅了される。 「庭はお客様に楽しんでいただけるよう、京都の庭園を参考にし、山を削って一から作った」とコノキ氏。そこには、11匹の猫たちが自由気ままに遊びまわり、庭園美術と一体化して時が経つのを忘れさせてくれる。茶道具のコレクションや所蔵の絵画も見応えがある。 コノキ氏は武蔵野美術大学を卒業後ローマ・アカデミア美術大学に留学し、卒業。ヨーロッパ、中近東、東南アジア巡遊し、帰国後、各方面で活躍。匝瑳の自然と猫たちからインスピレーションを受け、現在も精力的に創作活動を行っている。妻のり子さん(72)は館長としてコノキ氏を支えている。 毎年4月から7月は人気の「猫展」を開催。国内外のアーチスト約220名、約400点もの作品が展示され、期間中はワークショップなども開催される。 今月10日までは「挑戦―コノキ・ミクオの近作展」。15日から12月15日までは『サトウミキ写真展 キミ、何ヲ想フ。「猫」を通して描く「ココロのカタチ」』を開催。札幌市在住のサトウミキの写真作品展で、野良猫社会と風景が一体化した世界を堪能することが出来る。 館内の茶席では紅葉を眺めながらの一服を楽しめる。作品だけでなく、庭の美しさと猫たちのかわいい姿からも癒しを得られる。豊かな自然の中で深まりゆく秋と芸術を楽しんでみてはいかがか。 詳しくはHPで確認を。 matuyamateienmuseum.blog.fc2.com/ 〇開館日時:金・土・日曜と祝日。10時〜17時。 匝瑳市松山630
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老舗の写真館でプロの技術を体感 佐倉市 |
佐倉市立美術館近くにある「シロタ写真館」は1953年(昭和28年)に創業、65年以上の長きにわたり人々の日常と非日常を映してきた。 戦前は近くに佐倉連隊があったため、撮影の需要も多く、10店以上の写真館があったそう。現在は同館のみ。店内の記念写真スタジオに入ると昔の写真や写真機が展示してあり、写真館の歴史が感じられる。椅子には鮮やかな色彩のトールペイントが施され、来店者をなごませてくれる。「お客様とは会話をたくさんして、リラックスしてもらい、満足のいく写真が撮れるよう心掛けています」と代表で三代目の中尾智行さん(36)。 中尾さんは東京工芸大学芸術学部写真学科を卒業後、大手企業で研鑽を積み、その技術力はお墨付だ。記念撮影だけでなく近年は自分自身が納得できる遺影を生前に撮影する需要も高まっている。「写真のことで困ったことがあればいつでも相談してほしい。頼れる写真屋でありたい」と話す。 駅前支店では現像の間の会話を楽しみに来店するお客も多く、昔の写真を鮮やかに復元させた時には、思い出話が止まらなかったそう。受験用写真を撮影した学生が合格の報告に来たりと、うれしいこともあり、街の写真屋さんとして地域に溶け込んでいる。七五三の記念撮影では3歳と5歳の貸衣装もあるので、近くの麻賀多神社で参拝後、撮影ができる。人生の節目の大切な写真を撮影する時には、ぜひプロの技術を体験してみてはどうだろう。詳しくはHPで確認を。 https://www.shirota-photo.com/ ▽新町本店/記念写真スタジオ:佐倉市新町35(要予約)。営業時間10時〜17時。電話043・484・0431。
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DV&児童虐待防止キャンペーン 市川市 |
「女性に対する暴力をなくす運動」は、今年は11月12日から25日まで実施される。DVやDVと密接な関係にある児童虐待防止を呼びかけるキャンペーンだ。 今や夫婦間DVによる件数の約半数で、児童虐待が発生、警察をはじめ関係機関では、連携して対応対策を行っている。 千葉県では千葉県警察、市川市と共催して、今月17日、ニッケコルトンプラザ、コルトン広場で13時から街頭キャンペーンを行う。雨天時はタワーコートで開催。 内容はDV、児童虐待防止の啓発リーフレット、グッズの配布やパネル展示、基礎知識を学べるミニ講義、県警よくし隊レディ「あおぼーし」の女性警官による、護身術模範演技など盛り沢山。消防音楽隊による演奏やマスコットキャラクター「チーバ君」「シーポック」「梨丸くん」との写真撮影も出来る。 千葉会場は、そごう千葉店1階正面入口前広場、12日16時〜。八千代会場はイオンモール八千代緑が丘2階アゼリア広場、12月7日13時〜。 ●問 電話 047・322・6700(市川市男女共同参画センター)。 |
「統合失調症がやってきた」 八千代市 |
入場無料 講師は漫才コンビ「松本ハウス」の二人。自らが統合失調症で闘病、寛解を経てコンビ復活、現在TV、ラジオで活躍中。病気発症から復活に向かい歩んできた10年を笑いのスパイスを加えてわかりやすく解説する。定員100人、要申込。 ●問 電話043・222・4416(千葉いのちの電話事務局)。
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