発行エリア | 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町 |
発行日 | 毎月第1水曜日発行 |
更新日 2019年6月5日 |
トップニュース 2019年6月号 |
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千葉県民の日 県民の日 幕張メッセ国際展示場3ホール 入場無料
千葉県民の日にちなんで、幕張メッセで16日(日)「県民の日 ちばワクワクフェスタ2019」を開催。千葉の魅力が体験できる参加体験型のイベントで、入場は無料。 全国高校ダンス部選手権で大活躍の県立幕張総合高校ダンス部のダイナミックなステージは10時から。10時45分からは県立幕張総合高校合唱部の美しいハーモニーと楽しいパフォーマンス。11時15分からは県立袖ヶ浦高校書道部による巨大紙を使ったダイナミックなパフォーマンス。 13時35分からのbayfm MUSIC FESTAでは、つるの剛士さんや荻野目洋子さん、乃木坂46の伊藤純奈さん、寺田蘭世さん、山崎怜奈さん(※トークのみ)によるトークショー&ミュージックライブ。 16時20分からの千葉・県民音楽祭PRコンサートには、プロオーケストラの千葉交響楽団と少年少女の合唱ハーモニー。 その他にも市町村のご当地キャラクターもたくさん集合する。千葉県ゆかりのグルメや物販コーナーなど、一日中楽しめる内容が盛りだくさんだ。フェンシングなどの協議体験コーナーや城西国際大学による音と光で楽しむデジタルアート、博物館コーナーでは化石のレプリカ作りや甲冑の着用体験などもできる。
各イベントの入場には整理券が必要なものもあるので「ちばワクワクフェスタ2019」で検索、県HPから確認を。 ●問 電話043・223・2408(千葉県環境生活部県民生活・文化課)。
■15日(土)入館・入園無料・割引実施施設 ■無料コンサート ふれあい毎日は、月1回、主に毎日新聞朝刊に折り込まれます。新聞購読お申し込みは、市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の毎日新聞取扱い販売所にお問い合わせ下さい。 |
酒蔵CAFE〜酒々井町〜 |
発達に課題のある就学前の子どもへの支援〜市川市〜 |
間もなくブルーベリー狩りシーズン到来 酒々井町 |
甲子(きのえね)正宗で有名な300年の歴史を誇る酒蔵会社「飯沼本家」の敷地内にあるまがり家は新潟県から古民家を移築し、1994年から酒蔵見学の受付や商品の販売、予約者専用の食事処として利用されてきた。 2016年にその一部を改装して酒粕入り酒蔵のまかないカレー(1080円)、甲子の利き酒セット(1620円)など、軽食や甘味、ドリンクなどを提供する「酒蔵CAFE」をオープンした。店内に入るとカフェスペースと商品販売スペースがあり、古民家独特のどこか懐かしい空気感に、安らぎを覚える。 2階はギャラリーになっていて上質な田舎の上質なカルチャーをテーマに、絵画やクラフト、写真などの企画展を年6回開催。年間を通じて企画展に出品した作家の作品を展示販売している。22日から30日まで、酒々井町政130周年記念事業として行われた民話の絵本化「しすいみんわ絵本」の原画展が開催される予定だ。 この時期ならではのおすすめは、今月中旬頃から9月初旬まで、敷地内にある農園でのブルーベリー狩りだ。4年前から営業していて、3000坪の敷地には10種類以上のブルーベリーが800本植えられている。 入園料中学生以上大人1080円、小学生540円、小学生未満は無料。時間制限はなく、ゆっくり楽しめるのもうれしい。600c入るお土産パックは1080円。 カフェでは新鮮なブルーベリーを使った「糀ドリンク」がおすすめ。「ブルーベリー豆乳」(486円)=写真=は、通年提供しているがこの時期は生のブルーベリーを使用していて、よりフレッシュな美味しさが味わえる。 8日、9日は父の日イベントとして日本酒ラベルづくり体験を開催。営業時間10時から17時。月曜定休(月曜が祝祭日の場合翌日定休日)。臨時休業もあるので詳しくはHPで確認を。 http://www.iinumahonke.co.jp/ |
市川市で加速化 市川市 |
最近よく耳にする「発達障がい」の言葉。でも実際に発達障がいとは何か、正確に知っている人は多くはないのではないでしょうか。 この障がいは、生まれつきの脳の機能障がいであり、幼児のうちから症状があらわれ、通常の育児ではうまくいかないことがあると言われています。主な特徴としては、こだわりが強い、臨機応変な対応ができず、対人関係がうまくいかない、落ち着きがないなどがあり、それぞれの特徴から、自閉症、注意欠如、多動性障がい、学習障がいなどの種類にわけられています。 この一年間、私が在住する市川市(人口約48万9千人)では、発達に課題のある就学前の子どもの支援を充実させるため、複数の課題を解決してきました。その取り組みをご紹介します。 市川市では、市川駅南公民館に併設して、「こども発達センター」を設置しています。このセンターには相談窓口としてのこども発達相談室と、身体、知的、情緒の障がいを持つ子どもが通い、療育を受けることができる通園施設の2つの機能があります。 市川市こども発達相談室の利用者数は、平成29年度実人数で1079名、うち新規相談者数は462名、延べ相談数は、約1万140件でした。 相談内容で、最も多いのは知的におくれのない発達障がいの子どもで約320名、全体の約30l。次に多いのは、知的なおくれのある発達障がいの子どもで約260名、全体の25%を占め、合わせて約55lが発達障がいの子どもの相談となっています。過去5年間で、約30%の増加となりました。 相談の流れとしては、電話申し込みから始まり、初回面談、専門職員による発達検査、保護者に検査結果の報告、子どもの課題にあわせた支援計画の作成、個別又はグループ療養の開始と進みます。 早期発見、早期療育が支援には欠かせません。市は昨年7月より、保護者の希望があれば、受給者証の発行は発達検査の結果で確認、交付と改め、発行時期の選択肢を増やしました。又、議会での指摘に迅速に対応し、今年度当初予算に、専門職の相談員人件費が計上され、現在は昨年に比べ職員を11名増加し、対応しています。 これによって、初回面談は2カ月待ちから2週間程度に短縮改善、子どもとのマンツーマンでの個別療育は回数を拡充、保育園に在籍する子どもに直接出向いて観察、担任へ指導する巡回指導は、年1回から2回に改善されました。 市川市子ども政策部長は、「今後も保護者の育児不安の軽減に努め、発達に課題のある子供たちが自信をもち、安心して成長して行けるように、保育園、幼稚園などと連携を図りながら取り組みを進めていきたい」と話しています。 次回は続きとして、幼稚園、保育園の現場で抱える問題点と解決策を、ご報告、ご提案致します。 ●「市川市こども発達センター・相談室直通」 電話047・370・3577 市川市大洲4-18-3。
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