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発行日 | 毎月第1水曜日発行 |
更新日 2019年5月1日 |
トップニュース 2019年5月号 |
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颯爽と駆け抜けろ! 世界最高齢のアイアンマン! 86歳のスーパーアスリート 稲田 弘さん(ひろむ) 八千代市
ハワイ島で昨年10月に開催されたアイアンマンワールドチャンピオンシップの、85歳以上の部を16時間53分49秒のタイムで見事完走した八千代市の稲田弘さんは86歳だ。自らの記録を更新して、世界最高齢のアイアンマンに輝き、今年3月には八千代市民栄誉賞を受賞した。 アイアンマンレースとは水泳3、8`、自転車180`、マラソン42・195`、総競技距離226`のレースで、トライアスロンの4倍以上の距離を駆け抜ける過酷な競技のことだ。 早朝スタートのレースも、ゴール時は夜中になるそうで、前にも後ろにも人がいない中、溶岩の大地ハワイ島の漆黒の闇の中をヘッドライトを付け、黙々と走る。まさに自分との闘い、その孤独はいかばかりか、常人には計り知れない。 稲田さんはアイアンマンレースに76歳で初挑戦。最初の4年間は完走出来ず、2013年、80歳で初優勝。その後、2016に2度目のワールドチャンピオンに輝いている。 毎朝5時起床。朝食は約14種類の野菜の自家製スープ。黒酢やトマトジュース、豚肉などで味にバリエーションをつけながら13年間毎日飲み続けている。睡眠は8時間、体調管理に留意し、週4日「稲毛インターナショナルトライアスロンクラブ」でトライアスロン元日本代表の指導を受けながら、若手アスリートと共にトレーニングを行う。その他の日にも自主練習を怠ることはない。 「他のスポーツを見ながら、体の使い方をいろいろ試してみたり、いまのパフォーマンスを維持するためには何が必要か、などをずっと考えている」と稲田さん。 「まだまだ自分が進化していると感じる。日々衰えていく体をリカバーする方法は自分で探すしかない。タイムが伸びるという進化、体の変化という成果を感じる時があるから頑張れる」。 厳しい訓練に耐えるためのモチベーションは「応援してくれる人たちをがっかりさせたくない。期待に応えたい」との律儀で強い意志にある。「ゴールで待っている世界中からの大声援に応えることが出来なかった時は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。見ず知らずの人から、お前のゴールを見届けるために来年も待っていると言われ、期待に応えなければならない」と、強い心で大会に臨む。 「今の目標は、まずは今年7月、スイスで開催のオリンピックディスタンスで優勝すること。そして、10月の世界選手権で完走し、世界最高齢完走者の記録を更新すること。日本人の精神力、大和魂を見せたい」と青年のような笑顔の稲田さん。 2年連続でアメリカのTV局NBCからも密着取材を受けている。次回のレースも世界中からの声援と注目を追い風に、颯爽と駆け抜けるに違いない。平成から令和へ、稲田さんの活躍には私たちも勇気をもらい、声援を送り続けたいと思う。
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卒サラを考える〜船橋市〜 |
時間制限なしのいちご狩り〜印西市〜 |
(予約不要・自由参加・参加無料) 船橋市 |
船橋市民文化創造館 きららホール FACEビル6階
創立25周年を迎えた「NPO法人船橋市時活村」では、今年も定年を迎えた人や、すでに定年した一般の人たちを迎えて5月26日、船橋駅前のFACEビルきららホールでフォーラムを開催、参加者を募っている。 同NPOは定年後、65才から85才までの、誰もが持つことになる10万時間の自遊時間をどう生きるかを考え、実践するヒューマンネットワークで1995年に発足した。 定年になるまで、地域でのふれあい体験の少なかった人々と共にネットワークづくりや仲間との活動の中から「新しいライフスタイル」を創成、自分づくりや仲間づくりを通じて、地域へのソフトランディングを目指している。
現在、村民と呼ばれる会員は309名(うち女性50名)。船橋市内や近隣の千葉市や習志野市、市川市など多くの地域からも参加者がいる。一人一活行事と呼ばれる活動は月30回以上開催されていて、自由参加の形態をとる。 農園や料理、旅行、散歩、観劇、麻雀、井戸端会議、俳句、カメラなどのほか、ゴルフや水泳などの各種スポーツもある。方言やお国自慢を楽しむ「村民ショー・おくにことば」や蔵元の銘酒を飲みながら会話する「ふる郷・蔵元さんぽ」なども人気。参加費は300円+実費で、ほとんどがコーヒー代程度と、低廉に考慮されている。昨年度の延べ参加人数は9千569名。 「地域コミュニティではつらつと過ごしたいと思う方。時活村はそんな方のための仲間づくりの会。参加をお待ちしています」と、神澤澄男理事。 ▽卒サラヒューマンネットワーク NPO法人 船橋市時活村(じかつむら)。メール:toi@jikatsumura.co,jp |
時間制限なしのいちご狩り 和田農園直売所 印西市 |
「一苺一笑(いちごいちえ)」を掲げる印西市の和田農園。一つのいちごで一つの笑顔、いちごで笑顔を届けたいと美味しい苺が評判をよんでいる。いちご狩りは2月上旬から始まり、5月いっぱい楽しめる。9時から16時まで、時間は無制限。「ゆっくり食べて美味しさをしっかり味わってほしいから」と代表の和田和弘さん(56)。 美味しさの秘密は有益な微生物を利用したEM自然農法、有機肥料、減農薬で育てられているから。広大なハウスではチーバベリーや、とちおとめなど、多くの種類を栽培しているが、今の季節は酸味の少ない「やよいひめ」が食べ頃だ。朝晩の気温差が大きい今年は甘みも充分だ。 中でもおすすめは、同園の美味しいいちごを使ったこの直売所ならではのパフェやかき氷。大人気の一日限定10個のイチゴパフェのわだデラックスはなんと380円。カップの底にいちごのかき氷、その上にソフトクリームとイチゴ6個を華やかにトッピング、食べ応え満点だ。 「いちご100%を凍らせたかき氷(650円)は、5月中旬から販売予定。契約農家から仕入れる飯岡メロンを使用した数量限定のかき氷はソフトクリーム付きで800円。いちご、豆乳、自家製ゆず、バナナを組み合わせた新商品のスムージーは3種類で、今後販売の予定。 女性スタッフのおすすめは、果汁入りのフレッシュな「いちご石鹸」(700円)。もっちり泡で洗顔した後は「いちごジェル」(1230円)で保湿、肌がしっとりするとのこと。米や野菜、EM関連商品、味噌などの加工品の販売もしている。無料駐車場有。詳しくはHPを。 http://www.wadanouen.com/shop.html ▽12月から5月は無休。6月から11月は水曜休み。年末年始休み。
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