全国でも珍しい水族館での成人式〜鴨川市〜
緒方拳記念館〜四街道市〜 
本埜 白鳥の郷〜印西市〜 
亥年生まれ三人会〜成田市〜 
レッドリボンダンスパフォーマンス〜市川市〜 

●全国でも珍しい水族館での成人式

鴨川シーワールドで鴨川市成人式を開催

〜“笑うアシカ”が最高のスマイルで新成人224名を祝福!〜

鴨川市

 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、須田貞則社長)の基幹施設である、鴨川シーワールド(勝俣浩館長)で1月13日(日)、鴨川市の成人式が開催された。

  鴨川シーワールドにおける成人式の開催は2004年から始まり、今回で16回目。国内では珍しい水族館での成人式は、アシカのパフォーマンスが行われる「ロッキースタジアム」で開催された。今年は224名もの新成人が出席した。

 鴨川シーワールドからは毎年恒例、「笑うアシカ」として人気の「カンジ」による祝福の笑顔が、新成人へのプレゼントとして贈られ、式の終了後には、新成人たちが今日の思い出にと、晴れ着姿で「カンジ」と一緒に笑顔で記念撮影を行った。

 園内では約4万本もの菜の花がこれから見ごろを迎える。菜の花の黄色と、雄大な太平洋の爽快な青色とのコントラストが鮮やかで、ひと足早い春を楽しめます。

「鴨川シーワールド」鴨川市東町1464-18。電話04・7093・4803。
http://www.kamogawa-seaworld.jp



 

●名優を偲ぶ品々

緒形拳記念館

四街道市

名優、緒形拳さんが惜しまれつつこの世を去ったのは2008年のこと。(享年71歳)。味わい深く、しみじみとした人柄や個性的な役柄を演じ、映画や舞台、テレビなどで幅広く活躍した。心に残る数々の作品は昭和を生きた人々の心の奥深くに刻み込まれているに違いない。

 四街道市在住の会社役員、知久光夫さん(72)は夫婦共々、緒形拳さんの大ファンで、1983年頃に友人を介して知り合った。その後、後援者として、また友人として家族ぐるみで親交を深めていき、同家とは死後も変わらぬ付き合いをしている。

  舞台公演の際にはバスをしつらえて大勢で数えきれないほど観覧に出かけた。「楽屋では疲れていても笑顔で冗談を言っていた」と思い出を語る知久さん。

 緒形拳さんは小学生の時に千葉市に疎開、高校2年次まで在住、墓は茂原市にある。千葉にゆかりのある緒形さんの貴重な品々の散逸を避けるため、同市もねの里に2017年、知久さんが自費で記念館を開館した。

  記念館の入り口では優しく微笑む緒形さんの特大パネルがお出迎え。併設のガレージには様々な場面の写真パネルが飾られている。2階には個展開催時に購入した力強い緒形さんの書や自筆の礼状、数々の写真や撮影時に着用していた衣装、限定販売の書籍、直筆の絵日記など1000点以上が展示されている。緒形さんの夫人、典子さんから託された品々も多数ある。時間を忘れて緒形拳の世界に浸ることが出来る空間だ。


味のある書体で書かれた絵日記限定書籍
「臍下丹田(せいかたんでん)」と知久さん

  知久さんの自宅には他にも沢山の品があり、時々展示替えも行うとのこと。別室には緒形さんの長男で、俳優で書家の幹太さんの作品などもある。知久さんは緒形さんから頂いた眼鏡を愛用、常に緒形さんを感じているのだという。

  評判を聞きつけて遠方からの来館者もいるそうだが、現在は知久さんの会社の顧客の予約で一杯だそう。今年1月に記念館の館長が逝去され、知久さんの対応も難しいため、現在新規の見学は中断中で、落ち着いたら再開とのこと。開館が待たれる。

◎電話043・422・0360(ホンダカーズ四街道店)。


 

●本埜 白鳥の郷

今月下旬ころまで
数と種類、国内屈指

印西市

 印西市本埜の10アール余りの水田に今年も白鳥が舞い降りた。今期は10月20日頃に飛来、約600羽を確認、多い時は1000羽の飛来がある。今月下旬までオオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウなどが見られる。関東でこれだけの数と種類を見られるところは他にない。

 この白鳥たちを見守り保護しているのが「本埜白鳥を守る会」の10人の会員たちだ。「大きな翼を広げて飛ぶ姿は優雅で癒される。白鳥が皆を笑顔にして幸せを与えてくれている。白鳥の縁で人との出会いが自分をも成長させてくれる」と会長の出山輝夫さん(70)。

  元々は1992年に農業の排水工事をする際に上流の水をこの田に迂回させた所、6羽の白鳥が飛来した。これをきっかけに「白鳥を保護しなければ」と、鳥獣保護員をしていた出山さんの父親が保護活動を始めた。

  運営はすべてボランティア。餌となるくず米は一日に90`で、15時頃に撒く。ほとんどが寄付で賄っているそうだ。

  土、日曜は見学者も多く、近所の荻原夫妻による甘酒のふるまいのほか、朝採れ野菜、人気の川海老や雑魚の佃煮販売がある。中でも生の小魚販売は人気で、朝8時ころから行列ができるほど。

  見学の注意点としては、白鳥は神経質なので、大きな音をたてたり、犬猫を近づけてはいけない。餌はやらないことと、撮影見学は決められた場所でする、農道に駐車の際はルールを守るなど。

◎JR成田線小林駅(徒歩約30分)。ナビ入力の際は印西市立本埜第二小学校近く(印西市笠神1745)。

◎白鳥に関する問い合わせ 電話0476・97・1111(印西市役所本埜支所)。

 

 

●社会人落語家 三遊会

「亥年生まれ三人会」

成田市文化芸術センター

11日(月・祝)


 「笑う顔には福来る!」。成田市文化芸術センタースカイタウンホール3階で11日、社会人落語家による落語会が開かれる。

 落語協会の真打三遊亭圓王門下の、三遊会の社会人落語家5名とマジック1名が出演する。その内、三遊亭端王・王金持・夢王の3人はいずれも亥年生まれ。12時30分開場、13時開演。木戸銭500円。JR・京成成田駅から徒歩1分。成田市花咲町828―11。

◎問 電話090・7183・3541(兼子さん)。

 

●レッドリボンダンスパフォーマンス

2月16日(土)12時〜16時

市川市文化会館大ホール

 市川エイズ等STD(性感染症)対策協議会は、市川市内の医療・教育・民間団体・行政が一体となり、エイズ等性感染症予防の啓発活動を行っている。シンボルであるレッドリボンを掲げ、市川市文化会館大ホールで16日(土)12時から講演とダンスパフォーマンス発表会を開催する。

  第1部は講演会で「ホントに知りたい“性”のはなし。〜ココロとカラダを大切にするって?〜」講師はNPO法人ピルコン理事長の染谷明日香さん。

  第2部はレッドリボンダンス発表会。市内の中高大学生の9チームがいろいろなジャンルのダンスで会場を盛り上げる。

  第3部のスペシャルパフォーマンスでは様々なダンス大会での入賞経歴や三代目J soul brothersのツアーダンサーとして、振付やバックダンサーを務めた経験もあるAerstix sideのアグレッシブなダンスを披露する。

◎会場:市川市文化会館 大ホール (市川市東大和田1・1・5)。
◎電話047・712・8642(市川市 保健医療課)。