発行エリア 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町
発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2018年6月6日

トップニュース 2018年6月号

「県民の日」はお得がいっぱい!
入館無料施設や無料コンサートなど

ちばワクワクフェスタ
 幕張メッセ国際展示場3ホール 入場無料10日(日)

ちばワクワクフェスタ 10日

15日は「県民の日」。幕張メッセで10日(日)10時〜17時、「県民の日ちばワクワクフェスタ2018」を開催。「千葉の“魅力”大集合!」をテーマに、参加体験型のイベントを実施。入場無料。県内高校生によるオーケストラや和太鼓の演奏、子どもも楽しめるデジタルアート体験コーナー、豪華ゲストによるステージイベントや体験コーナーのほか、千葉県ゆかりのグルメ・物販コーナーなど、一日中楽しめる内容が盛りだくさんだ。
 県内の博物館やスポーツ施設の無料開放なども実施。この機会に千葉の魅力を再発見しみては。〇問・電話043・223・2408。

■15日(金)入館・入園無料の施設

◎県立美術館。電話043・242・8311。千葉市中央区中央港1-10-1。
◎県立中央博物館。電話043・265・3111。千葉市中央区青葉町955-2。
◎県立房総のむら。電話0476・95・3333。印旛郡栄町龍角寺1028。
◎県立幕張海浜公園 @見浜園。AA、B、Cブロック駐車場。@入園料のみ無料(呈茶(抹茶と和菓子)、茶室利用は有料)。A駐車料金無料。電話 043・296・0126。千葉市美浜区ひび野 2-116。
◎市川市東山魁夷記念館 通常展。電話047・333・2011。市川市中山1-16-2。
◎市川市動植物園。 小・中学生入園無料。電話047・338・1960。市川市大町284-1。
◎県立現代産業科学館。駐車場も無料 。電話047・379・2005。市川市鬼高1-1-3。
◎県立北総花の丘公園駐車場無料。(8時〜17時30分)。電話0476・47・4030。印西市原山1-12-1。

■無料コンサート・映画会

◎県民コンサート in WBG アトリウム 。10日(日) 11時〜16時30分。幕張フェスタ2018実行委員会 電話090・2462・3399。海浜幕張前 ワールドビジネ スガーデン 1階アトリウム。千葉市美浜区中瀬6-1。
◎県民の日記念コンサート。八千代市市民会館大ホール。9日(土) 14時。電話047・483・5111。八千代市萱田町728。
◎県民の日映画会。アニメーション作品「グーフィー」。15日(金) 10時30分〜。 14時〜。八街市立図書館 電話043・444・4946。八街市八街ほ800-1。


 

市川市ふるさと納税の新特典〜市川市〜 
いんば学舎・オソロク倶楽部〜印西市〜 
第57回 けんこう教室〜市川市〜 
幻のにんにくと木桶仕込みの味噌〜佐倉市〜

●市川市ふるさと納税の新特典

ミュージシャンJAGUAR氏の関連グッズが登場

市川市

 

 市川市のふるさと納税に、ジャガー星出身で市川市在住のミュージシャン、JAGUAR(ジャガー)氏に関連した新特典が登場して話題を呼んでいる。それに伴い、村越祐民市長とJAGUAR氏の面談が先月18日実現。JAGUAR氏は地元市川への愛を綴る「ファイト!いちかわ!」「GO!GO!ちば!」などの代表作がある。

  村越市長は「市川市に入るはずの納税を取り戻そうと考えている。他のふるさと納税の特典は特産品を主にアピールしているが、市川市は文化面でのコンテンツを提供するため、関連グッズを起用した」と話した。

  JAGUAR氏は新特典のオファーを引き受けた理由を「一番身近で、イベントやPR動画に出演していたため」と話す。市川の魅力は何か、との問いに「まず、アクセスが良く東京に近い。良い人が多く、住みやすい街だ」と答えた。

  市川市側はふるさと納税目標金額を6億円とする一方、「東京ドームで公演できるくらい。金額は無限だ」とJAGUAR氏。

  特典は寄付金1万円でTシャツやマフラータオル、CDなどのセット。(Tシャツ、クリアファイル、マフラータオル、うちわ、サイン入り色紙、CDなど)。100万円でJAGUARショー90分(30名)。ショーは今のところ全国に行く事が可能。

  最後にJAGUAR氏は「地方のファンの方もぜひ寄付をして欲しい。JAGUARの応援というより、市川の応援をよろしくたのむぜ」と、地元愛あふれる面談となった。

  申し込み方法はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」での申し込みとなる。

〇問い合わせ 電話047・712・8591(市川市 企画部 企画課)


 

●木と人のぬくもり

社会福祉法人 印旛福祉会
いんば学舎・オソロク倶楽部

印西市



元気いっぱいのスタッフの皆さん

 いんば学舎・オソロク倶楽部は2007年に自然豊かなこの地に誕生した。オソロクというのは地名から。木々に囲まれた建物の中は高い天井から放射状に木が組まれていて開放感があり、木のぬくもりが感じられる。山武杉など国産木を使い、釘を使わない伝統工法にこだわった造りだ。杉でできたテーブルは、職員とメンバーの手作り。

  メンバーというのは、障害を持ちながら働く人たちのこと。その就労支援の役割も果たしている。

  建物の中には「石窯パン工房」と「ピザレストラン」がある。隣の建物は5年前に建てられた「森のアトリエ」で、メンバーの作品を展示販売するギャラリーだ。農作業で野菜や米も作っている。販売活動で得られた利益はオソロク倶楽部のメンバーに工賃として支給されている。

  パン工房では北海道産の小麦粉を使用し、溶岩窯の石窯でふっくら焼き上げたパンを販売。レストランでは、ピザやパスタなどを900円から販売する。自家製のバジルとにんにくでバジルペーストを手作りして作ったジェノバピザが人気。赤外線効果で外はカリッと中はふんわりしている。夏に向けてトマトの冷製パスタも販売予定。これからの季節はテラス席も気持ちがいい。店の周りにある5分程度の散歩コース内にはグミや木苺の木、砂場などがあり子供連れのお客に喜ばれている。


ジェノバピザ、きんかんのスフレチーズケーキ、ドリンクのセット

  パン工房、レストランのホールでは各10名程度のメンバーが働く。「お客様とお話しすることが楽しい」と創業時から働いている平澤卓也さん(33)。障害を持っていても明るく元気に働く姿にこちらも元気をもらう。

  定休日は日曜、パン工房のみ日・月曜。レストラン営業時間は11時〜16時。パン工房は11時〜16時30分。森のアトリエは11時〜15時30分。

〇印西市草深485‐3。詳しくはHPを。
〇電話0476・36・7555。



 

●第57回 けんこう教室

「ここまで治せる 皮膚の最新治療」
〜めざせ、皮膚トラブルのない生活〜

船橋市



森村 壮志医師

 

参加無料 16日(土)14時〜
国際医療福祉大学 市川病院

 


最新の高度医療機器を備え、快適な医療環境の整った市川病院

 皮膚の病気はなかなか治らず、苦労したことはないだろうか。市川市国府台にある国際医療福祉大学市川病院で16日(土)14時から「ここまで治せる 皮膚の最新治療」と題して、皮膚トラブルの最新治療に関するけんこう教室が開かれる。

  最新の治療ではアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、蕁麻疹などは完全に治る病気になってきたことから、新しい治療薬である「生物学的製剤」についても、わかりやすく説明する。

  講師は国際医療福祉大医学部講師で同院皮膚科副部長の森村壮志医師。森村医師は医学博士で日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。診断や治療の難しい皮膚病に対して、適切な治療やアドバイスで評判。特にアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬に定評がある。

  市川病院のけんこう教室は今回で57回目の開催、8月を除き、毎月1回開かれている。身近な疾病にスポットを当て、できるだけわかりやすい説明を行うことで地域の人々に貢献している。

  国際医療福祉大学市川病院は「化研病院」として長年地域の人々に親しまれてきたが、2017年9月に学校法人国際医療福祉大学に移管、市川病院として生まれ変わった。同大学はチーム医療に貢献できる専門職の育成と、その地位の向上を目指して1995年に開学。10学部24学科、大学院生まで含めると8300名が学ぶ日本最初の医療福祉の総合大学だ。5つの附属病院と20以上の関連施設や臨床医学研究センターを擁している。

■「けんこう教室」
・会期:6月16日(土)14時〜15時。(受付13時〜)。
・会場:市川病院研究棟2階大会議室。
・申し込み:定員150名、要予約。定員になり次第締め切り。
・アクセス:北総線「矢切駅」徒歩3分。市川駅・松戸駅から京成バス「矢切駅」徒歩3分。市川市国府台6-1-14。
・申し込み・問 電話047・375・1111(総務課「けんこう教室」担当者)
ichikawa@iuhw.ac.jp


 

●幻のにんにくと木桶仕込みの味噌

佐倉わさにん味噌(にんにく味噌)

佐倉社中・ヤマニ味噌

佐倉市



「にんにくを食べると元気が出るよ」と生産者の嶋田さん

 千葉県とちばの「食」連合協議会が主催する「食のちばの逸品を発掘2018コンテスト」の一般部門銅賞を受賞した「佐倉わさにん味噌」。

  わさにん味噌の「わさにん」とは、幕末から明治期に疫病などが流行した際、佐倉藩では薬効高いにんにくを佐倉わさびと呼び、珍重していたことによる。

  にんにくの生産は昭和20年代までは佐倉地域でも盛んだったそうだが、温暖化の影響もあり減少。そんな中、現在120坪で6000株を生産している同市馬渡の生産者嶋田仙一さん(80)が作る特別のにんにく、ホワイト八片は白く美しい大玉ばかり。長い時間をかけてその土地に根付いてきた品種だ。「大きく育てるために一つひとつに手をかけ、話しかけ、声を聴きながら丹精込めて作っている」と、嶋田さん。嶋田さんのにんにくは、ほとんど市場に出回らないことから、幻のにんにくと呼ばれている。


佐倉わさにん味噌(648円)(にんにく味噌)

  そんな素晴らしいにんにくを使って名物を作りたいと佐倉の老舗、ヤマニ味噌と商品開発したのが、佐倉社中合同会社の高木大輔さん(46)。ヤマニ味噌は明治20年創業、木桶を使い、伝統的な工法で丁寧に作られ、豊かな風味と味わいが特長の味噌を製造する。その味噌と幻のにんにくと、さらに千葉県産の生姜を加えて作られる「佐倉わさにん味噌(にんにく味噌)」はパンチのある食べ応え。温かいご飯との相性は抜群、野菜やチーズのつけ味噌にしても最高の味わいだ。販売はヤマニ味噌、同店のHPや佐倉草ぶえの丘など。その他イベントなどでも販売する。

〇佐倉市並木町33。電話043・485・4111(株式会社ヤマニ味噌)。