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発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2017年12月6日

トップニュース 2017年12月号

わたしたちのクリスマスコンサート2017

文化・芸術・わたしたちのまちづくり 八千代市


 地域づくりを目的としたクラシック入門の音楽会で、「文化・芸術・わたしたちのまちづくり」の主催。代表は二期会会員でソプラノ歌手、飯塚千尋さん。今回は活動拠点の八千代市誕生の1967年の「7」にちなみ、「キリスト生誕を祝うクリスマス」とあわせ「7の年ゆかりの音楽」でさまざまな誕生を祝おうとの趣向だ。

 クラシック曲のほか、アベマリアやクリスマスキャロルといったおなじみのクリスマスソングや懐かしのメロディーなどの楽曲も演奏される。

 スペインマドリッド王立音楽院卒業のクラシックギター奏者、又吉康之さんによるギター演奏のほか、敬虔なカトリックの国スペインのクリスマスの興味深い話も聞かれる。

 今年は同会スタートから16年目で、夏と冬に開催のコンサートは合計26回となり、その都度無料で招待する障がい者の数は延べ800人以上にも上る。

■チケット=自由席前売り 学生500円、一般2000円 (当日券は各500円増。未就学児入場不可)。指定席2500円。障がい者ご招待席は事前申込が必要。付き添い(1名)も無料。

クリスマスコンサート2017
チケット予約 047・405・1558(事務局・飯塚)。
パソコンメール予約 art−culture@ac.auone−net.jp (事務局)


 

オランダ庭園〜佐倉市〜 
房総相撲博覧会〜千葉市〜 

●オランダ庭園

チューリップ球根の植え付け最盛期
佐倉ふるさと広場

佐倉市


古賀さん(中央)と「ガーデンKOGA」の生徒の皆さん

 佐倉ふるさと広場のシンボルとも言えるオランダ風車「リーフデ」の奥にあるオランダ庭園は、一年を通じてオランダゆかりの花木が楽しめるスポットとして人気だ。

  佐倉市の委託を受け、数年前から市内在住のガーデンデザイナー、古賀有子さん(73)が監修し、今年4月、オランダ庭園として正式にオープンした。庭園では春、オランダゆかりのチューリップをはじめヒヤシンスやムスカリなど、色とりどりの花が咲く。チューリップは早咲き、中咲き、遅咲きと時期をずらし、天候にもよるが3月末から5月初めまで楽しめるように作庭されている。

  古賀さんらは春に美しい花を咲かせるために寒い冬の今、球根植えの作業に精を出す。作業に当たるのは、古賀さんのガーデン教室の生徒さんたちで、手弁当での参加だ。ピンク色の可憐で人気の早咲きの「フレン」、光沢と渋みが魅力の遅咲きの赤い「アルマーニ」など、様々な種類の珍しい球根が植えつけられていく。

  「小道を通りながら左右の花々を楽しんでもらいたい」と古賀さん。作業する生徒さんらは、「綺麗に咲いて」と咲き誇る花を思い描きながら作業に当たる。「花が咲いた時の感動は何にも代えがたい」と話す。

  「佐倉チューリップフェスタ」はふるさと広場で4月から開催される。庭園のすぐ近くには市民が花壇作りを楽しむシェアガーデンも24区画あって、フェスタに彩を添える。オランダに似た印旛沼周辺の風景の中で、チューリップの花開く春が待たれる。

〇佐倉市臼井田2714。電話043・484・4318(公園緑地課)。

 

●房総相撲博覧会

来年3月10日まで  千葉県文書館 入場無料

千葉市


雷電為右衛門錦絵(成田山霊光館蔵)

 「房総相撲博覧会」と題した企画展が千葉県文書館で開かれている。県内各地で古くから行われてきた祭礼やお盆などでの相撲行事のほか、江戸時代の興行相撲から現代の大相撲巡業、県内4つの相撲部屋にいたるまで幅広く紹介。江戸の人気力士で佐倉市に墓もある雷電の興行の足跡や各地の記録から得た興行の様子や、房総が輩出した4名の横綱や20名以上の現役力士なども紹介。

展示解説会は12月16日、1月13日、2月10日、3月10日の13時30分〜14時。

休館日は日曜・祝日・月末最終の平日・年末年始(12月29日〜1月3日)。

〇千葉市中央区中央4-15-7)。9時〜17時。電話043・227・7551。