発行エリア 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町
発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2017年4月5日

トップニュース 2017年4月号

待ってました
シーズン到来!潮干狩り 
三番瀬海浜公園

 いよいよ9日から三番瀬海浜公園で潮干狩りが始まります。潮干狩り開催期間は4月9(日)から6月11日(日)まで。2頁の開催日程表を確認のうえ、来園を。料金は大人(中学生以上)430円、子供(4才以上)210円。採取したアサリの持ち帰りは、100cにつき80円。アサリ等を入れるバケツや採取用のクマデを準備すると良い。貸しクマデ1本200円(返却時100円返し)。貸しロッカー1回100円。普通車駐車料500円。

  公園内には自由に遊べる芝生広場やバーベキュー場(有料/要予約ゴードンコラボレーションズ電話03・6803・1097)、潮干狩りに必要なクマデやバケツ、テイクアウトメニューなどを販売する売店がある。

〇アクセスJR船橋駅南口・京成船橋駅から京成バスシステム「船橋海浜公園」行き終点下車。

〇問い合わせ 電話047・435・0828「ふなばし三番瀬海浜公園」。



 

 

 

やちよ絵手紙の森美術館〜八千代市〜 
純米にごり酒 「ほんのりさくら色」 限定販売中〜佐倉市〜  
よつグルメ研究会〜四街道市〜
Studio 銀河〜船橋市〜
第13回 佐倉竹林コンサート〜佐倉市〜

●今ある幸せに気付いて心癒される美術館

やちよ絵手紙の森美術館

桜まつり・門出を祝う絵手紙原画展
23日まで開催

八千代市

 


「友人の家に遊びに来る感覚でいらしてください」と瀧下夫妻

 「門出を祝う絵手紙原画展」開催中の、やちよ絵手紙の森美術館を訪ねた。館内には春を感じる絵手紙の原画が大小合わせて40点ほど展示されている。ほのかなアロマの香りが来場者を迎えてくれる。

  瀧下白峰さん(64)むつ子さん(64)夫妻が運営する同館は、今年開館10年目を迎える。四季折々の絵手紙を季節に合わせて展示している。「まさかこんなに続くとは思わなかった」とむつ子さん。文章を考え、絵を描くのはむつ子さん。その絵に書を添えるのが書家の白峰さん。夫婦二人三脚で作品を作り上げている。

  かつて白峰さんが心を病み、生きることへの希望を失いかけていた時、医師からの「人は天からの使命を持って生まれてきた」との言葉で、「書」で生きる道を得た。人の役に立てるのではないかとの思いが、美術館設立のきっかけだそう。

  夫を支え、苦しい時に絵手紙を描くことで自身が癒され、描く楽しさを感じていたむつ子さんの作品は、つらい思いをしたからこそ、誰にでもそっと優しく寄り添ってくれる。作品からは夫妻の温かい人柄が感じられる。来館者にはお茶のもてなしがある。心づくしのお茶をいただきながら、静かに自分自身と向き合う時間が持てる美術館だ。

〇八千代市村上南2―16―25。電話047・487・6265。
〇入館料:一般500円。小・中学生200円。
〇開館時間:10時〜16時。
〇休館日:月曜(祝日の場合は火曜)と毎月末の月曜・火曜。

●「絵手紙教室」「書道教室」開講中。友の会会員募集中。

詳しくはHPを。http://yachiyo-etegami.jp/

 

●春を感じて

純米にごり酒
「ほんのりさくら色」
限定販売中

旭鶴

佐倉市


「R&J」と「ほんのりさくら色」を持つ、当主の田中孝一さん(58)

 桜の季節ならではの、純米にごり酒「ほんのりさくら色」(1296円)が人気を呼んでいる。春らしい優しいピンク色の純米酒を醸造販売しているのが、天保元年(1830年)創業、佐倉市馬渡にある旭鶴。

  仕込み水は酒蔵隣の八坂神社から流れ出るまろやかな中軟水の天然地下水。米は県産の「総の舞」を使用。昔ながらの伝統的な製法で丁寧な酒造りをしている蔵だ。

  「ほんのりさくら色」は赤色清酒酵母を使い、甘酸っぱく仕上げた甘口純米にごり酒でアルコール度数は11度。発酵期間が短いので甘みを感じる。ワインに例えたらヌーボーのような味わいで女性好み。イチゴのような香りがほんのり漂い、お花見の酒にはぴったりだ。

  98年から発売されている人気商品だが500_gのものを500本しか仕込まないので売り切れ次第終了となる。この季節の楽しみにしているファンも多い。佐倉城址公園のさくらまつり(〜6日)、佐倉ふるさと広場の佐倉チューリップまつり(8日〜16日)の期間、会場での販売もある。

 その他に今シーズンの新商品として、純米酒「R&J」もおすすめ。次世代を担う若者「竜馬と淳平の酒」だ。酒米を作る農家が年々減る中、地元の米農家、池田竜馬さん(28)と旭鶴の後継者、田中淳平さん(25)がコラボして作った濃醇で辛口の酒だ。(一升瓶3024円)。こちらもぜひ試してもらいたい。

●酒蔵見学実施中
 沿革、酒造りの工程を説明。5種類の酒を試飲、購入出来る。所要時間20分、利き酒20分程度。一人からでも対応可能。見学料300円。

〇佐倉市馬渡918。 電話0120・65・0002
〇営業時間:9時〜18時 〇定休日:日曜。
詳しくはHPを。https://www.asahiduru.jp/

 

●よつグルメ研究会

今年の新商品が出来ました!
紫いも餡パン
焼きカレーパン

四街道市


「仲間も募集中!」と、よつグルメ研究会のみなさん

 四街道の地域づくりサロンで地元の食材を使用して名物を作ろうという「作ちゃおう!四街道のご当地グルメ」をきっかけに、12年に発足の「よつグルメ研究会」。メンバーは料理好きの地元主婦を中心に現在15名。毎月第2木曜、わろうべの里などで活動している。

  今まで「みどりのスープカレー」「鹿放(ろっぽう)のむかしパン」、地場産のそば粉を使った「ガレット」、「クッキー」などを四街道市産業まつりのなどで販売してきた。

  先月9日、新商品発売に向けた試食会が行われ、紫いも餡パンと、焼きカレーパンの2品を40人の市民が試食した。開拓時代、小麦づくりが盛んだった地元の鹿放ケ丘地区で作られた小麦粉と地元野菜を使用している。

  焼きカレーパンのパン生地にはヨーグルトを混ぜ混み、しっとりした食感。カレールーはスパイスのクミン、クローブなどを使っているだけに、本格的だと好評を得た。子どもでも食べられるよう野菜の甘みもある。揚げるのでなく、焼くことによりカロリーも控えめ。焼く温度や生地の発酵時間など工夫を重ね、試食会でのお披露目に至った。

  試食後のアンケートの結果を生かし、更なる商品開発に期待が持たれる。6月16日、17日に四街道市文化センター内で開催される福祉施設紹介の販売フェア「大きなテーブル」で、1個150円程度で販売を予定している。

〇問い合わせ 電話043・304・7065(四街道市みんなで地域づくりセンター)。

 

●Studio 銀河

水墨画教室の仲間たち展
7日〜9日   

船橋市


 西船にある宝成寺客殿の襖絵を描いたことでも知られ、国内外で活躍する墨絵作家、荒井恵子さん主宰の水墨画教室生徒作品展が7日から船橋市古作にある荒井さんのアトリエで開かれる。豊かな墨色と驚くほど多様な技法を用いた抽象表現の作品は大作から小品までどれも個性的。


 

●第13回 佐倉竹林コンサート

4月29日

佐倉市


 「シルクロード・道」をテーマに、中国の古楽器「秦琴」の演奏家、深草アキをゲストに迎え、悠久のロマンを楽しめるコンサートが4月29日(祝・土)14時から佐倉市内の竹林で開かれる。出演は甲斐いつろう(打楽器)、甲斐カオン(横笛)、若宮功三(キーボード)、深草アキ(秦琴)。

 会場は「天然音楽浴ハウス竹林広場」(佐倉市太田1389―2)。

チケット前売2500円(高校生以下1000円)、当日2800円(高校生以下1500円)、5歳以下無料。

〇問い合わせ 電話090・8342・2978(甲斐さん)