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発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2016年11月2日

トップニュース 2016年11月号

お母さん、頑張りすぎないで!

家庭訪問型子育て支援
ホームスタート・さくら

佐倉市


ホームビジター養成講座の受講生の皆さん。後列左が泉さん、
右が高野さん、中央が行政から派遣された講師の方

 

 未就学児を抱え、子育てに悩むママを支えるために佐倉市との協働事業として今年4月から始動した「ホームスタート・さくら」。

  この活動はボランティアの先輩ママが定期的に子育て世帯を訪問し、おしゃべりをしたり、一緒に家事や育児をして、ママたちが笑顔で子育てが出来るように支援するもので、利用は無料。秘密は厳守、訪問回数は週1回2時間を目安に4回。

  代表の田代和美さんは民生委員で、なおかつ主任児童委員。その活動の中で子育てに悩んでつらい思いをしているママたちの存在を知り、同じ主任児童委員仲間の泉宏子さん、高野富佐代さんと共にオーガナイザー(取りまとめ役)としてホームビジターと呼ばれるボランティアの先輩ママたちを支えている。

  取材時は「ホームビジター養成講座」の2回目で、今回の参加者は6名。30代から70代の子育て経験のある女性たちが参加して開催された。現在は既に受講を修了した1期生12名が活躍している。自分自身も悩んだ経験があり、役に立てればと他市からの参加者もいる。

  全7回35時間に及ぶ講座を修了しないと実際に活動することができない。同様の取り組みをしているのは千葉県内では野田市だけ。残念ながら利用は市在住者のみだが、この活動の輪がすべての市町村に行きわたり、子育てで大変な思いをしているママと子どもを一人でも笑顔にできたら、と願わずにはいられない。「育児に煮詰まった時には、話をするだけでも気が晴れますよ。気軽に電話して下さいね」と泉さん、高野さんは話している。

〇問い合わせ 電話 070・4039・7360。


 

 


 

いんば地域の情報発信基地〜四街道市〜 
和洋学園の手工芸〜市川市〜  
ヒューマンフェスタかまがや2016  〜鎌ヶ谷市〜  
東葛しぜん観察会〜我孫子市〜

●いんば地域の情報発信基地

「icoba(いこば)四街道一丁目」

地元食材使用の惣菜がおすすめ!

四街道市


毎日9、10種類の惣菜が並ぶ。野菜たっぷりのスムージーは3種類

 いんば地域初のアンテナショップが先月9日、四街道にオープンした。地方創生加速化交付金を活用して実施する「いんばの玄関口“四街道”交流・移住コンシェルジュ事業」の核となる施設だ。

  「いんばに行こう、憩いの場」などの思いを込めて「いこば」と命名。運営しているのはプラネットノア企業組合。「四街道を含むいんば地域を元気にしたい」という4人の地元商店主などが中心になり、広く情報を発信している。店内中央にはいんば地域7市2町の特産物が展示され、購入することができる。

  おすすめはいんば地域の低農薬野菜を使用し、地元主婦が手作りした惣菜。肉厚で歯ごたえのあるトマトを使用した「丸ごとトマトのツナサラダ」「昔ながらのひじきの煮物」などが人気。市内の大橋鶏肉店の唐揚やプレミアム生クリームソフトも販売。購入した惣菜などを食べられるイートンコーナーもあるので便利だ。

  壁には地元作家の絵が飾られていて、ギャラリーとしても無料で利用できる。定休日を利用してイベントなどに店舗の貸し出しも行っている。

 店舗のすぐ近くには、旅行客が無料で宿泊できる「まちのコンシェルジュ四街道1丁目」も同時開店。四街道や周辺地域の散策の拠点としての利用が期待される。観光案内も行っていて、おもてなしコンシェルジュとして市内の国際交流協会とも連携し、外国語の通訳もしている。

  「ホームページから特産品を購入出来るように準備中」と横山武専務理事。沢山のアイディアで地域の活性化に一役買う「いこば」に注目していきたい。

〇四街道市四街道1―20―14。営業時間10時〜20時。日曜、祝日定休。電話043・312・8639
https://www.facebook.com/icobayotsukaido1/

 

●企画展  和洋学園の手工芸

― 赤坂むつ子の彩繍とその原点

和洋女子文化資料館  6日(日)まで 

市川市


『花ひらく』

 和洋女子大学で半世紀以上にわたって日本刺繍の指導に当たり、数多くの優れた作品を生みだし、2013年に他界した赤坂むつ子さん。


故赤坂赤坂むつ子さんつ子さん

 赤坂さんは生涯をかけ「彩繍」という独自の刺繍世界の表現に精魂を込めた創作活動に取り組んできた。絹糸、金・銀糸、金・銀泥を駆使して表現する「彩繍」の繍技は、比類のない表現技術といえる。

 今回の企画展は和洋学園の宝となる赤坂さんの代表的な20作品を展示するとともに、赤坂さんの指導のもとで、和洋女子大学被服学科の学生有志が合同制作した刺繍芸術の作品3点も併せて展示する。


『花衣』昭和40年大学4年生制作

〇開館時間:10時〜16時30分。
〇休館日:日曜、祝日。 大学の休暇中ほか。(6日は大学祭のため開館)
〇入館料無料。(キャンパス正門で受付、記名)
〇市川市国府台2―3-1。京成線国府台駅下車徒歩9分。電話047・371・2494

 

●ヒューマンフェスタかまがや2016

映画『そして父になる』上映会 入場無料
12月4日


(c)2013年『そして父になる』制作委員会

 きらり鎌ケ谷市民会館 きらりホールで、12月4日(日)13時から、ヒューマンフェスタかまがや2016が開催される。

  13時からは千葉地方法務局市川支局と千葉県人権擁護委員連合会が主催する人権作文に応募のあった作品から鎌ヶ谷市の優秀作を、本人が朗読。

  14時からは映画『そして父になる』の上映会。子どもにとっての幸せとは?血のつながりか、ともに過ごした時間か。考えさせられる映画。入場無料、申し込み先着510人。

  開催場所はきらりホール(鎌ケ谷市富岡1―1―3。ショッピングプラザ鎌ケ谷3階)。新京成線初富駅前下車、徒歩3分。

 〇申し込み方法:氏名・電話・年代・保育の有無を明記の上、左記の方法で申し込む。(保育希望者:子どもの氏名・生年月日を明記)。

@電話:047・401・0891。
AFAX:047・401・0892。
Bメール: danjyo@city.kamagaya.chiba.jp

〇問い合わせ 電話 047・401・0891(鎌ケ谷市男女共同参画推進センター)

 

 

●東葛しぜん観察会 第131回自然観察会

我孫子市

 東葛しぜん観察会は、2000年9月に設立、(財)日本自然保護協会に登録している自然観察指導員のグループ。現在、会員数74名、一般観察会は130回の開催実績をもち、一般観察会は誰でも参加できる。自然観察を通して、生物の多様性を維持する自然の保全に留意し、自然保護の普及啓発に努めている。

テーマ:鳥と植物のおいしい関係

日 時:2016年11月6(日)  10時から12時(雨天中止)
場 所:谷津ミュージアム(我孫子市 岡発戸・都部)
集 合:10時 JR成田線東我孫子駅前
内 容:「鳥と植物のおいしい関係」 
鳥の視点から見る植物達の関係にスポットをあて、我孫子市岡発戸・都
部(谷津ミュージアム)の里山の自然を2倍楽しみます。
参加費:200円(小学生以上 保険・資料代)
募 集:先着30名(事前申し込み必要)小学生歓迎
服 装:長袖、長ズボン、帽子
持ち物:飲み物、(あれば双眼鏡・虫メガネ)
申し込み:?04・7182・3067(鈴木さん)

受付期間:11月4日(金)まで
東葛しぜん観察会:http://blog.canpan.info/tok-sizen/
自然観察ちば:http://sizen-chiba.org/