発行エリア 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町
発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2015年11月4日

トップニュース 2015年11月号

 

第2回長嶋茂雄少年野球教室

未来のミスターを目指せ!
子供たちに熱血指導!

長嶋茂雄記念岩名球場

主催 佐倉市・佐倉市野球協会

先月3日 佐倉市


 佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で先月3日、少年野球教室が開かれた。昨年11月の開催に引き続き2回目。佐倉市出身で巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(79)を始め、往年の巨人軍名選手、松本匡史氏(61)、定岡正二氏(58)、篠塚和典氏(58)、元木大介氏(43)ら、豪華な講師陣を迎え、夢のような野球教室だ。

  参加したのは市内の少年野球連盟加入チーム22チームの小学5、6年生約240名と、中学生の佐倉リトルシニア34名。好天に恵まれ、大勢の市民や関係者約1034人が見守る中、子供たちは時には笑顔、時には真剣な表情で講師のアドバイスに耳を傾けていた。

  同市の蕨和雄市長が「往年のスタープレーヤーから教えてもらえる貴重な機会をぜひ将来にも生かしてほしい」と挨拶。

  投手、内野、外野とそれぞれの守備、打撃練習に分かれ、各講師のもとに長嶋氏が向かい、子供たちにも直接指導。定岡講師が投球フォームなどの細かい点をチェックする傍らで、長嶋氏が温かいまなざしで「ナイスボール!」と声をかける。まさに野球の神様からの夢のような指導は、参加者らの心にも長く、深く刻まれることだろう。

  長嶋氏から直接指導を受けた西志津小学校6年の福井翔太君(12)は「長嶋さんのオーラが凄かった。緊張したけど気持ちが伝わってきてうれしかった。これからの野球に生かしていきたいです」と語ってくれた。

  「久しぶりにユニフォームを着て身が引き締まる思いがした。プロは道具を大切に扱う、皆も大事に扱ってほしい。応援してくれている周りの人に感謝の気持ちを忘れずに」と講師の元木氏。参加者から、「プロでの一番大変な練習は何ですか」との質問に「ランニングです」と応え、会場は笑いに包まれた。

  参加者、来場者そして講師陣も長嶋氏との心のふれあいを感じることが出来、みな満足な表情。技術だけではなく、人間性やプロ野球選手の生き方にも触れた貴重な機会だったに違いない。


前列左から元木氏、定岡氏、蕨市長、長嶋氏、松本氏、篠塚氏

 


 

 

 

 

 

 


 

 


 


猫アート〜浦安市〜 
パラトライアスロン〜市川市〜 
倉本晋児さんコンサート〜印西市〜  

●猫アート

第1回ミューミュー展「猫実(ねこざね)で会いましょう」
「どんぐりころころ」「路風舎」で7日まで

浦安市

 


作品「ボス」

 

 今年7月で閉廊した銀座の猫専門画廊「シャトン・ド・ミュー」の主力メンバーらによる猫アート展が浦安市元町地区で開かれている。

  会場の「どんぐりころころ」と「路風舎」は浦安駅西口を出て猫実(ねこざね)を超えた堀江フラワー通りにある。主催はミューミュー倶楽部。

 その猫実に23年住む猫画家の中島祥子さん(59)は、猫の妖精と植物を取り入れた細密水彩画「ボタニカルファンタジーシリーズ」を出展。「本物の猫好きは、あまりデフォルメしていない写実的な作品を好みます。特に肉球やひげなどの細部には手を抜かない。今回の展示の見所とも言えます」と話す。絵画作品のみならず立体造形も並ぶ。出展者は目羅健嗣、北田浩子、よこたしょうこなど18名。

 「シャトン・ド・ミュー」は、前身の「ボザール・ミュー」が13年、オーナーが高齢のため30年続いた画廊を閉めることになったもので、それを惜しむ声に応えて作家ら12名で志を引き継いだ。しかし諸事情で継続が難しく2年で閉廊、現在は「ミューミュー倶楽部」を発足、固定の画廊を持たず不定期に展覧会を開催している。現在所属する会員は90名。

 「猫という画題をちゃんと取り上げ、作家もコレクターも育ててもらった。いつか美術館を開けたら」と中島さん。本物の猫好きに訴える展示だ。協賛の「猫実珈琲店」では絵封筒展(27日まで)も開催され、猫三昧の展覧会だ。

東京メトロ東西線浦安駅徒歩7分。会期は7日(土)まで、13時〜18時30分。〇問い合わせ電話047・352・0778(どんぐりころころ)

作品「マンジュシャゲ」

作家の中島祥子さん


パラトライアスロン

 

パラリンピック出場を目指す 
パラトライアスロン

秦 由加子選手講演会

〜『自分はどう生きたいか。自分次第で人生は大きく変わる』〜

14日 入場無料


 市川市の学校法人和洋学園和洋女子大学(学長 岸田宏司)は14日(土)、2020年東京で開催予定のパラリンピック、パラトライアスロン出場をめざして活動する秦由加子選手の講演会を開催する。

  秦由加子選手は和洋国府台女子中学校、高等学校の卒業生。13歳の時に骨肉腫で右脚を大腿部から切断、スポーツとは無縁の生活を送っていたが、トライアスロンを始めたきっかけや闘病生活のこと、学生時代の心の葛藤や心のバリアフリーのことなどについて講演する。

  和洋女子大学は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定を締結。今回の講演会もこの連携協定に基づき、学生たちが講演会の運営に携わっている。

  同学園では秦由加子選手を応援するとともに、和洋女子大学健康栄養学類の湊久美子教授(運動栄養学、運動生理学)が、運動栄養学の面からもサポートしている。

■開催日時=11月14日(土)13時00分開場、13時30分〜15時。(事前予約不要・入場無料)
■会場=和洋女子大学 西1―4教室
▽問い合わせ  電話047・371・1473(和洋女子大学地域連携センター)
■秦由加子選手プロフィール=1981年4月10日生。マーズフラッグ・稲毛インター所属
2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会PT2優勝。2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会PT2優勝。

http://www.marsflag.com/yukakohata/

 

倉本晋児さんコンサート

印西市出身 

倉本晋児さんコンサート

〜歌の花束をあなたに〜

印西市文化ホール 29日13時30分〜

 

 ロシア歌曲とイタリアオペラを得意とする印西市出身のバス歌手、倉本晋児さんのコンサートが29日、印西市文化ホールで開催される。倉本さんは市立木刈小・中学校出身で、東京芸大大学院を演奏、論文共に非常に優秀な成績で修了した。

  今回はソプラノ歌手で様々なジャンルで活躍中の兼子知恵さんと、ピアノの結城奈央さんを迎えてのステージだ。テレビなどで活躍の大物ゲストもサプライズ出演する。「歌満載、でも聴き疲れない、華やかな舞台になること間違いなし。普通のクラシックコンサートとは一味違う、笑いあり涙ありのステージです」と倉本さん。

〇問い合わせ電話0476・46・1568(実行委員会事務局)