発行エリア 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町
発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2015年7月1日

トップニュース 2015年7月号

 

鴨川シーワールド
「Kurage Life(クラゲライフ)」オープン!

3Dホログラフィック映像ゾーン     
16日
夏ならではのイベント満載

 鴨川シーワールドでは09年から10種のクラゲ類を「ジュウェリーコーナー」として展示中。そこに16日、最新のデジタル映像技術でクラゲの不思議な生活史を再現する「クラゲライフ」がオープンする。 


人の動きを感知してクラゲが遊泳

  参加体験型の施設で、本物のクラゲが展示される水槽の隣に、観覧者の動きを感知してクラゲが遊泳する3Dホログラフィック映像ゾーンを設置。手の動きで水流を起こすと目の前のクラゲがふわふわと流されていったり、雨で海水の比重が下がると、ゆっくりと海底に沈んだりと、普段見られない自然界での一場面や他の生き物とのつながりがリアルに再現される。自らもクラゲになったような神秘的な世界を体感できる。


大水槽を前にトロピカルナイトステイ

  夏休み期間中、「トロピカル・ナイトステイ」「ロッキー・ナイトステイ」と称して、寝袋にもぐり、巨大水槽の前で一夜を過ごす大人気のナイトステイプログラムやサマースクールなども開催。詳しくは同館まで。

◆入園料=大人(高校生を含む)2800円、小人(4歳〜中学生)1400円、学生割引(高校生・大学生・専門学校生)2200円。*65歳以上2100円、学生・65歳以上は要証明書。

◆アクセス=館山自動車道、君津ICより約35q
http://www.kamogawa-seaworld.jp

〒296-0041鴨川市東町1464―18。電話 04・7093・4803


マザー牧場にピンクのお花畑

『桃色吐息』が見頃
(ペチュニア)
南房総の山並みと九十九谷を背景に咲く

 マザー牧場(富津市田倉)の花の谷で『桃色吐息』(ペチュニア)が見頃を迎えた。鮮やかなピンク色が特徴で、南房総出身の園芸家杉井明美さんと千葉大学との共同開発で生まれた品種。3万5000株が植栽された花畑の広さは日本最大級の5000平方b。10月下旬くらいまで楽しめる。好天の日がおすすめ。

 入場料大人1500円、小人800円、犬600円、駐車料900円。JR君津駅より無料送迎バス運行(予約制)。

富津市田倉940―3。電話 0439・37・3211 


千葉全域をコウノトリが舞う場所にしよう!
講演と報告会   11日きららホール   入場無料


下の2羽が野田市で試験放鳥するコウノトリの雛鳥。両側は親鳥

 

 三番瀬のより豊かな自然の保全と再生のために、千葉全域をコウノトリが舞う場所にしようと、講演会と報告会が11日(土)18時から船橋市のきららホールで開かれる。講師はコウノトリの飼育が行われている野田市の根本崇市長ほか。


講演者の野田市根本市長

  「千葉県の内陸部と三番瀬などの海域は河川によって結ばれていて、各地域の生物多様性をより豊かに保全または再生することで内陸の野田市で飼育されているコウノトリが千葉全域に飛来する日が来る事を願い開催します」と事務局長の岸本紘男さん。

  11日(土)18時〜、会場は船橋市民文化創造館きららホール(船橋駅前フェイスビル6階)。第1部は根本崇市長の講演「コウノトリで自然再生を」。第2部は三番瀬など現場からの報告。主催「三番瀬千潟・湿地の生物多様性をより豊かに保全しよう」7.11集い実行委員会。

問い合わせ 電話090・1117・1246(岸本さん)



 


 


市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄



戦後70年平和祈念映画「望郷の鐘」〜市川市〜
頑張れ 日本代表! 印西市の堀口さん〜印西市〜
大粒で甘いブルーベリー ブルーベリー摘み〜佐倉市〜
今が旬!とうもろこし狩り〜八街市〜

●戦後70年平和祈念映画「望郷の鐘」

15日上映会

〜市川市文化会館小ホール〜


出演の俳優、福原圭一さん

 中国残留孤児の父と言われた山本慈昭の生涯を描いた映画「望郷の鐘〜満蒙開拓団の落日」(山田火砂子監督)の上映会が15日(水)、市川市文化会館小ホールで開かれる。主催は「望郷の鐘」上映実行委員会。

 終戦直前「満州に渡れば幸せな暮らしが出来る」との政府の勧めにより、約27万人が満蒙開拓団として海を渡る。しかし現状は悲惨でソ連兵の侵略に遭いシベリアに抑留、家族と引き離されたまま終戦、山本は一年半後に奇跡的に帰国する。妻子は亡くなったと聞かされるが、この映画では残留孤児たちの肉親探しに尽力する山本の姿を描いている。主演は内藤剛志さん。

 上映に先立ち先月12日の試写会では開拓団の団長役を演じた俳優、福原圭一さん(80)が登場し「実話を元に作られているが、もっと悲惨な現状だったところを現代の多くの子供たちに見てほしいので見やすく作ってある。ぜひ家族で見てほしい」と挨拶。福原さん自身も7歳で満州からの引き揚げ経験がある。


引き上げ経験を話す齋藤さん

 試写会終了後、市川市在住の齋藤幸さん(92)が「よく生きて帰れたと思う」と満州でのつらい経験を話し、映画の物語が現実にあったということを実感させた。

 上映会を共催する「市川でよい芝居をみる会」代表の松藤恒夫さんは「この映画を見て、多くの人に平和の尊さを感じてほしい」と話す。チケットの申込みは松藤さんまで。

上映は10時30分、14時、19時の3回。
前売り大人1200円(当日1500円)。
障がい者・中高生800円。小学生以下無料。

問い合わせ:電話 090・1795・1937、FAX 047・371・7609。

■ペア3組6名様ご招待
応募はFAX03・6796・5711「ふれあい毎日」編集部。

応募締め切り5日。


頑張れ 日本代表! 印西市の堀口さん

スペシャルオリンピック テニスでロスへ

市長に連覇を誓う


堀口さん(左)と板倉市長

 印西市在住の堀口明奈さん(31)がスペシャルオリンピックス夏季世界大会、テニス部門への出場が決まった。女子アスリート枠2名の内の一人だ。

 今年は7月25日から8月2日、ロサンゼルスで開催される。派遣される日本選手団は118名(アスリート77名、パートナー6名、役員・コーチ35名)。

 スペシャルオリンピックス(略称SO)とは、知的発達障がい者のスポーツの祭典で、本年はSO発祥の地アメリカで177カ国の国と地域から1万名余の選手団が参加する。パラリンピックとは違いルールも健常者と変わらない。

 堀口さんは中学校で軟式テニスを覚え、19歳から硬式テニスを始めた。以後、SOのプログラムに参加し、06年(熊本)・10年(大阪)の国内大会で選手団に参加。11年ギリシャ・アテネSO夏季世界大会では初参加にもかかわらず、シングルスで米国、ダブルスでは豪州ペアを撃破し、女子テニス部門金メダルをダブル受賞した。

  さらに14年第6回SO日本夏季ナショナルゲーム福岡大会でも成績優秀だったことから世界大会選手団に連続で選ばれた。現在は我孫子市の社会福祉法人で仕事をしながら月6回の練習に励む。

 去る5月21日、堀口さんは印西市役所を訪問し、代表選手に選ばれたことを板倉正直市長に報告。「金メダルを獲ってきたい」と連覇への決意を述べた。市長も「ぜひ頑張って連覇してきて」と彼女を激励した。ロサンゼルス大会での堀口明奈さんの健闘と活躍を祈りたい。


 

ブルーベリー摘み

大粒で甘いブルーベリー    ピンコロ農園


園主の碓井さんと苦楽を共にした妻節子さん(69)

 佐倉市内のピンコロ農園でブルーベリー摘みが始まった。同園を営むのは碓井(うすい)修蔵さん(71)。約30eの園内にハイブッシュやラビットアイなど、約20種類の品種が750本。昨年は約1300人が来園。口に直接入るものだからと薬は一切使わない無農薬。ちばエコ農産物にも認定されている。

  園主の碓井さんは東金市にある千葉県立農業大学校の元校長という経歴。在職中にブルーベリーの素晴らしさに魅せられ、退職後観光農園を開園し、今年10年目を迎えた。

  「食物繊維を含みアントシアニン効果で、目や血流に良いとされる果実の美味しさを多くの人に感じて貰いたい」と碓井さん。ブルーベリーを食べて、健康で長生きをし、楽に往生できるようにとピンピンコロリを願って、ピンコロ農園と命名。

  手間と愛情をかけた大粒のブルーベリーの香りと瑞々しさは摘み立てならではの美味しさだ。ブルーベリー摘みは完全予約制。9月中旬頃まで開園予定。営業時間は9時〜16時。入園料、中学生以上500円、小学生300円、未就学児無料。持ち帰りはハイブッシュ100c230円。ラビットアイ100c210円。印西市の農産物直売所「グリーブ」にも日、木曜に出荷している。

  甘くて大きく美味しい果実を作るための土づくりや剪定方法など、経験に基づいた栽培技術の独自解説や碓氷さんのブルーベリーにかける思いをまとめた著書『ブルーベリーに魅せられて』を今年1月に自費出版。(B5判161頁、送料込1800円)。農家を営む人や一般の人にもわかりやすく役に立つと評判だ。

佐倉市畔田526。来園予約、書籍の問い合わせ
090・6187・8642。HPはこちらから→「愛されるピンコロ農園」

 

今が旬!とうもろこし狩り

もぎたてとうもろこしを生でがぶり
甘み、食感に感動

ハナシマ農園〜八街市〜


「美味しさを比べてみて」と花嶋さん

 八街市のハナシマ農園で糖度の高いフルーツコーンと呼ばれるとうもろこしのもぎ取りと販売が始まった。今月上旬が美味しさのピーク。

  品種は皮目が柔らかくすっきりした甘さのゴールドラッシュやミライ。収穫出来るとうもろこしは1本の木に一つ。最良の収穫時期は3日間だけ。種まきの時期をずらして作付けし、3000坪の畑に3万から4万本を旬の1カ月間収穫できるよう工夫している。

  花嶋和夫さん(61)がとうもろこし狩り体験を始めたのは3年前。25年以上もとうもろこし農家として栽培をしてきたが、手塩にかけたとうもろこしの採れたての美味しさを消費者に直に味わってもらいたいとの思いからだ。美味しさの秘訣は八街の良い土壌と有機質をたっぷり含んだ独自ブレンドの肥料、それと十分な水分とか。

  とうもろこしの見分け方や採り方を説明し、その場でがぶり。生のトウモロコシ汁の甘みと美味しさに感動する来園客の声を直接聞けることが何よりもうれしく、励みになると花嶋さん。

  「とうもろこしを生で食べたことがあるかとお客様に聞くんだよ。食べた事がある、っていう人がいたらラッキー。だってうちのとうもろこしが、どれだけ美味しいか比べて貰えるから」と笑顔で話す。

  お中元などの贈答品としても人気。同園ではネット販売、直売、発送、焼きとうもろこしの販売もある。もぎ取りは7月26日まで。天候不順で収穫出来ない時もあるので必ず問い合わせを。営業時間は8時〜16時。入園料無料、1本200円。

八街市文違301−17。電話090・9342・8189。

HPはこちらから→「ハナシマ農園」