発行エリア 市川・浦安・船橋・習志野・鎌ヶ谷・八千代・佐倉・白井・成田・印西・酒々井・富里・栄の13市町
発行日 毎月第1水曜日発行
更新日 2015年5月7日

トップニュース 2015年5月号

里山シンポジウムin山武
〜子どもにつなぐくらし方〜
里山と資源循環

 広大な森林と農地、豊かな湧水、そして海岸にいたる変化に富んだ環境を有する山武市。その山武市にある市立大富小学校を会場に17日(日)、「第12回 里山シンポジウム」が開催される。10時から始まる4つの分科会の一つ『子どもと共に味わう里山の自然の恵み』では、長年弊紙で「里山海からの通信」を連載する中村俊彦先生も担当者として参加する。

左:西村由紀江(作曲家・ピアニスト)、右:高畑勲(アニメーション映画監督)



 14時10分からはフレデリック・バック監督の短編アニメーションで世界中に植樹運動の広がりのきっかけを作った感動の名作「木を植えた男」と「クラック!」を上映。

 15時からは宮崎駿さんらとスタジオジブリ設立に参加し、最近では「かぐや姫の物語」、「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」の他、数多くの名作アニメを手掛けた高畑勲監督の『F・バックさんが伝えたかったこと』と題した基調講演がある。

 続けて『受けつごう、「木を植える心」とくらし』をテーマに高畑監督、椎名山武市長、さんむフォレスト代表の稗田さんの鼎談。ピアニストの西村由紀江さんのミニコンサートも予定されている。


申し込み不要、参加費は資料代として500円。里山シンポジウム実行委員会主催。

●問い合わせ 電話 090・3795・4531(並木秀幸代表)


県民の日記念 
第29回若い芽のαコンサート

応募・申し込み受付中


 6月28日(日)14時開演。千葉県文化会館・大ホール。
指揮大井剛史、バイオリン土岐祐奈、フルート八木瑛子、ピアノ野上真梨子。

入場無料(要申込み・抽選)。定員1790名。

往復はがきに 〒住所・氏名・電話番号・入場希望者(1枚に5名まで)、返信用宛先明記、郵送。

※未就学児入場不可。6月12日必着。
〒260―8661(住所省略可)公益財団法人千葉県文化振興財団「第29回若い芽のαコンサート」係宛。
電話:043・222・0077(千葉県文化振興財団)


 

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にわのわ〜佐倉市〜
「小松菜パウダー」はいかが〜船橋市〜
きて みて つながる 人・街・店〜船橋市〜

●にわのわ アート&クラフトフェア・千葉  佐倉城址公園

30日31日


 千葉で生まれ育った、千葉で活動している、など千葉とゆかりのあるアート&クラフト作家90組が一堂に会するイベント「にわのわアート&クラフトフェア・チバ」が30日(土)、31日(日)の二日間、佐倉城址公園で開催される。


 今回出展する作家、団体は応募総数213組の中から厳正な審査を経て選ばれた、ものづくりを生業としているプロばかりで、質の高い作品が数多く出品される。


 「千葉で活躍する作家は数多くいるのに、直接売り買いする場がないという声を聞き、広く紹介できる場を作りたかった」と、フェア実行委員長の河合美穂さんは話す。3回目の昨年は有料イベントにも関わらず1万5000人を超す来場者があった。


 「つくり手とつかい手をつなぐ庭という意味の『にわのわ』。つくり手にとって、ここに出展できることがステータスになるよう長く続けていきたい」と河合さん。自身もギャラリー&レンタルスペース林檎の木の主宰者だ。

  今年は地元の協力を得て「まちのわプロジェクト」も同時開催する。会場には専用駐車場がないため、京成佐倉駅とJR佐倉駅の両駅から散歩を楽しみながら会場へ向かえる「まちのわマップ」を当日駅周辺の協力店舗で配布する。会場内には飲食店舗37店も出店するので一日楽しめる。お気に入りのモノをじっくり探してみては。


両日とも10時〜16時、雨天決行・荒天候のみ中止。入場料300円(税込・小学生以下無料)。
問い合わせはメールのみ。 niwanowa2015@gmail.com






ふなばしセレクション認証 何にでも使える万能の粉 船橋市

 


 西船橋産の小松菜を100l使用した無添加の小松菜パウダーが、2012年度の「ふなばしセレクション」に認証され、人気を集めている。

 ふなばしセレクションとは船橋ならではの優れた産品のブランド化を進めるもので、工業・工芸品や船橋特産の農水産物を使用した加工食品などを募集、船橋らしさといった基準により認証されるもの。2012年度は加工食品が対象で、応募192件中、11品が認証された。

 「小松菜をパウダー状に開発したのは5年ほど前。生野菜だと好き嫌いが多かったので、地域の人にもっと小松菜を食べてもらおうと作り始めた」と、パウダーを販売するJAちば東葛農産物直売所「ふなっこ畑」の小寺広文所長は話す。

  西船橋葉物共販組合の若手生産者「チームうぐいす」によるPR活動の効果もあり、認証されてからの売り上げは急増。今では年間3000袋を販売、生産が間に合わないほどの売れ行きだ。35c598円(税込)。

 小松菜はほうれん草よりカルシウムを多く含み、ビタミン、食物繊維なども豊富で栄養価が高い。このパウダーではスプーン4杯で小松菜1束と同様の栄養価が得られ、苦みがないのでどんな料理にも使えて便利。殺菌加工をしているので生食で使えるのも特徴の一つ。人気レシピはだし巻卵。

 ふなっこ畑では、5月27日の小松菜の日にちなみ、23日(土)に小松菜まつりを開催する。試食コーナーもあるので試してほしい。

9時30分〜13時。JR西船橋駅より京成バスにて行田団地下車。

◆問い合わせ 電話 047・439・3061

 

きらきら春の夢ひろば「きて みて つながる人・街・店」 5月16日 船橋市

夢虫・アートひろば 企画共催



 船橋市本町通りで16日、きらきら夢広場が開催される。同商店街を「商いの場」だけでなく、船橋ならではの文化をつくっていく地域の拠点として2003年春から地域 のNPOと協働で年2回開催している地域交流イベントだ。

  あさりご飯、きらゆめ限定パン、西船橋産小松菜などの物販のほか、バザーやバンド演奏、ダンスなど盛りだくさん。

  共催のNPOまちアート・夢虫は、これまで持ち前の芸術文化活動を通して、子どもから大人まで街との楽しい出合いの場を企画提供してきた。

  今回は参加者が描いた夢のお店を半立体に立ち上げ、本町通りの地図づくりを行う。

  「かつて商店街は個人商店が並び、お店に入れば店主はもちろん他人との出会いや地域の情報を得る個性味のある場でした。今は全国どこへ行っても街は同じ装いで、買い物はもちろん会話を楽しむ個性的な商店街も少なくなった。人の気持ちやぬくもり、やさしさが感じられる商店に出合うのはもう夢なのかもしれない。そんなことを考えながら、こんなお店あったらいいなというみんなの希望のお店を描いてもらいたい」と理事長の半田晶子さん。協力は建築士で「ふなっち」のメンバーのひとりである堀川成良さんと建築志望の学生たち。

  参加自由。16日(土)11時から。会場は東魁楼の脇駐車場、参加費無料。描いた人には小さなプレゼントがある。また、同じ場所で創立40周年の船橋市アマチュア人形劇連絡会の「人形作りワークショップ」も参加費100円で楽しめる。

雨天中止。

◆問い合わせ 電話 047・422・7419(本町通り商店街事務所)